報道によると、zerohashは2025年9月23日にシリーズD資金調達ラウンドで1億400万米ドルを調達しました。本ラウンドにはMorgan Stanley、Apollo Global Management、Interactive Brokers、SoFiが参加しています。これにより、zerohashの累計資金調達額は2億2,400万米ドルに達しました。zerohashは、B2B2C型の組み込み型インフラストラクチャ・プラットフォームであり、各種プラットフォームがデジタル資産サービスを顧客体験にシームレスに統合できるよう支援しています。同社は、ネオバンク、証券会社、決済機関向けに、デジタル資産取引・カストディ(保管)、暗号資産報酬プログラム、ステーキング報酬など多様なサービスを提供しています。zerohashのオールインワンソリューションにより、顧客はバックエンドの複雑性や規制ライセンスへの懸念を抱えることなく、事業開発に専念することが可能です。zerohashの成長軌道を振り返ると、2016年のシードラウンド以降、一貫して資本市場から高い関心を集めてきました。2018年にはシリーズBで1,500万米ドルを調達し、2020年にシリーズCを完了、2022年には1億500万米ドルの資金調達を実施しています。今回の資金調達の成功は、zerohashのビジネスモデルに対する投資家の信頼を示すとともに、デジタル資産インフラサービス市場の大きな成長可能性を浮き彫りにしています。本資金調達により、zerohashはデジタル資産インフラ分野でのリーダーシップをさらに強化し、伝統的金融機関におけるデジタル資産サービスの統合加速が期待されます。