Axelar、2020年11月13日にシード資金調達で375万ドルを確保

業界報道によると、Axelarは2020年11月13日に実施されたシード資金調達ラウンドで375万米ドルを調達しました。このラウンドには、YZi Labs、Lemniscap、Divergence Ventures、DCVC、Naval Ravikant、Waikit Lauなどが参加しています。この資金調達により、Axelarの累計調達額は1億4,375万米ドルとなり、直近の企業評価額は2,800万米ドルに達しました。Axelarは、異種ブロックチェーン間の接続を可能にし、Web3の相互運用性向上と資産流動性・プログラム可能性の最適化を目指す分散型クロスチェーン通信ネットワークです。本プロジェクトのアーキテクチャは、ネットワーク層とAPI層で構成されており、コア部分はプルーフ・オブ・ステークおよびパーミッションレスプロトコルによるTuring完全なクロスチェーン通信を提供するパーミッションレスオーバーレイネットワークです。Axelarは設立以来、急速な成長を遂げています。シードラウンド後、2021年7月に2,500万米ドルのシリーズA、2022年2月に3,500万米ドルのシリーズB、2022年3月には5,000万米ドルの公開資金調達を完了しました。特筆すべきは、2023年7月にMicrosoftと提携し、共同でブロックチェーンの相互運用ソリューションを開発することを発表した点であり、その技術力と市場での認知度が強調されています。開発ロードマップによれば、Axelarは2025年11月にマルチチェーンインフラ製品「DAMA 2」のローンチを予定しており、クロスチェーンエコシステムのさらなる拡大を目指しています。