ビットコイン、10万8000ドルを割り込み、週末の値上がり分を消失──トランプ関税の新展開を受け | CoinDesk JAPAN（コインデスク・ジャパン）

• ビットコインは7月7日、週末の上昇を反転させ、米国取引時間中に10万8000ドルを割り込んだ。イーサリアムとソラナも下落した一方、XRPは上昇した。
• トランプ米大統領は日本と韓国に対して25%の関税を通告する一方、貿易合意の期限を7月9日から8月1日に延期した。
• トランプ氏はまた、BRICSの政策に同調する国々に対して追加の関税を課す可能性を示唆した。

ビットコイン（BTC）の週末のごく控えめな上昇は7月7日、トランプ米大統領の関税政策が再び注目される中で、やや反転した。

ビットコインは、米国時間7日午後の取引で10万8000ドルを割り込み、過去24時間で0.8%下落した。

イーサリアム（ETH）は0.6%下落し、ソラナ（SOL）、ドージコイン（DOGE）、スイ（SUI）は1～2%下落した。エックス・アール・ピー（XRP）は2%を超える上昇で好調だった。

投資家心理を悪化させたのは、トランプ氏が自ら設定した7月9日の貿易合意期限を8月1日に延期しつつも、一部の国に対する関税率を引き上げたことであった。

ホワイトハウスから日本と韓国の当局宛ての書簡で、トランプ氏は8月1日以降、両国からの製品に25％の関税を課すことを表明した。

7日のソーシャルメディアへの投稿で、トランプ氏はBRICS（ブラジル、インド、中国、ロシアを含む緩やかな政府間グループ）の政策に同調する国々に対し、追加の関税を課す可能性も示唆した。

ホワイトハウスのレビット報道官は記者会見で、政府は今後数日で、関税率を通知する書簡をさらに多くの国に送付するか、貿易協定の発表を行うと述べた。

ナスダックとS&P 500は7日に約1%下落した一方、10年物米国国債の利回りは上昇し、4.4%に近づいた。

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