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コアウィーブによる買収でコア・サイエンティフィック株、さらにビットコインマイナー株が急落 | CoinDesk JAPAN(コインデスク・ジャパン)
AIインフラ企業コアウィーブは、ビットコイン(BTC)マイナーのコア・サイエンティフィックを、最近の終値を基に1株当たり20.40ドルで評価する株式交換方式の取引で買収することに合意した。
この買収価格は、投資銀行ジェフリーズが事前に推定した買収価格帯16~23ドル/株の中間付近に位置している。この取引は、2025年第4四半期に完了する見込みである。
コア・サイエンティフィックの株価は22%下落し、当記事執筆時点では14ドル前後で取引されている。一方、ビットコインマイニング企業でハイパフォーマンスコンピューティング分野への参入が期待されるハット8やクリーンスパークなどは、7%を超える下落を記録した。しかし、同様の立場にあるマイニング企業IRENは、逆に3%上昇した。
コアウィーブの株価は、3.3%下落した。
ジェフリーズのアナリストは以前、コアウィーブは新規株式公開(IPO)後の強い株価パフォーマンスによって、大規模なM&Aを推進する有利な立場にあると指摘していた。ジェフリーズは今回の動きを、コアウィーブのインフラを垂直統合し、長期リースや第三者開発者への依存を減らすための戦略的取り組みと見ている。
コアウィーブは、比較的低い株主資本コストを活用して長期リースの義務を置き換え、データセンター資産の直接的な管理権限を獲得する立場にあると、アナリストのジョナサン・ピーターセン(Jonathan Petersen)氏とジャン・アイギュル(Jan Aygul)氏は指摘している。
この取引は、垂直統合型プロバイダーが規模とコントロールを追求する中、AIインフラとハイパフォーマンスコンピューティング分野における統合が加速するトレンドを浮き彫りにしている。
コアウィーブにとって、この動きは単なる計算リソースの供給者ではなく、フルスタックインフラオペレーターとしてのポジションを確立するもので、AI企業やクラウドネイティブ企業からの需要が急増する中、ますます重要な立場となる。
アナリストらは、コア・サイエンティフィックのデータセンター容量とプラットフォームを取得することで、コアウェーブは所有するインフラを拡大し、将来の容量拡張をより適切にコントロールできると指摘した。
コア・サイエンティフィックはハイパースケーラーとの新たなリース契約を模索しており、アナリストらはコアウェーブが新たな契約が最終決定される前にそのスペースを確保しようとしている可能性を指摘した。
ジェフリーズはコア・サイエンティフィックの株式に「買い」の格付けを与え、目標株価を18ドルに設定している。
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