ビットコインが重要な局面に：$120K はレジスタンスを突破できるか？

BTCは$119,740の水準に接近しており、史上最高値$124,400（8月13日）のわずか3.7%手前です。このラリーはわずか49日で失地を回復しており、市場の何かが変化したことを示唆しています。

実際にこのモメンタムを後押ししている要因は以下の通りです。

マクロ環境 米国政府の一部閉鎖は伝統的な市場を動揺させましたが、暗号資産には追い風となっています。一時は$113Kまで下落しましたが、その後センチメントは大きく反転。投資家は明らかに従来の手法以外の安全資産を求めています。

同時に、弱い雇用統計によりFRBの利下げが早まる期待が高まっています。利下げ=リスク資産（ビットコインなど）への資本流入増加、という典型的なマクロの動きです。

ETFの買いが止まらない 米国のビットコインETFは現在、マイナーが生産する量の6倍のBTCを毎日買い集めています。これは構造的な希少性が強気派に有利に働いていることを意味します。機関投資家の需要がこのまま強ければ、$135K超えも夢物語ではありません。

注目すべき数字

• 総時価総額：$2.39T
• 企業保有BTC：2.28M枚（($273.7B相当)）
• 流通供給量：既に94.9%が採掘済み
• 1 USD = 835サトシ（現時点）

次はどうなる？ $120K が分水嶺です。これを明確に突破し、その上でクローズできれば、新たな価格発見フェーズに入る可能性が高いです。維持できなければ、調整や下値サポートへの後退が濃厚となります。

テクニカル的には、$112K (清算が大量に発生)するなど過熱感も見られますが、多くのアナリストはこれを健全な調整（通常ブレイクアウト前に見られるもの）と捉えています。

月末・四半期末のクローズが重要な分岐点となります。

投資助言ではありません。ご自身で調査してください。