大きなニュースが来ました——グレースケールのドージコイン現物ETF（コード：GDOG）とリップル現物ETF（コード：GXRP）が、来週月曜日にニューヨーク証券取引所Arca部門で取引開始となります。

この件、実はかなり前から温められていました。この2つのファンドは以前はずっと私募の形態で、機関投資家や高所得の顧客しか手を出せませんでした。今回、公開取引の現物商品へとアップグレードされたことで、一般の米国投資家も従来の証券会社口座から直接購入できるようになり、ウォレットのシードフレーズやGas代など煩わしい操作をしなくても済むようになります。

タイミングもかなり絶妙です。先週金曜日にニューヨーク証券取引所Arcaが承認したばかりで、数日前には他の機関も同様の商品をリリースしており、アルトコインETFの分野全体が明らかに加速しています。グレースケールは現在40種類以上の暗号資産投資商品を取り扱っており、今回のDOGEとXRPの新規上場で、この急速に拡大する市場にさらに火をつけた形になります。

要するに、規制の窓口が一度開かれれば、伝統的な資金の参入ハードルが下がります。暗号資産をポートフォリオに組み入れたいがオンチェーンリスクには触れたくない機関や個人投資家にとって、これで新たに安全な選択肢が増えました。DOGEやXRP自体の価格を押し上げるかどうかは——市場が答えを出すでしょう。