ブライアン・アームストロングは、取引プラットフォームがステーブルコインの推進のために複数の銀行と提携していると述べています

出典：CritpoTendencia 原題：ブライアン・アームストロング、Coinbaseがステーブルコイン推進のため複数の銀行と提携していると明かす オリジナルリンク：https://criptotendencia.com/2025/12/04/brian-armstrong-asegura-que-coinbase-tiene-multiples-alianzas-con-bancos-para-impulsar-las-stablecoins/

暗号資産取引は、来年アメリカ市場で大きな飛躍を遂げる準備を進めている。その中で、一部の大手銀行はデジタル資産取引企業との提携を進めていると、業界幹部らが明らかにしている。これらの提携の主な目的は、ステーブルコイン取引を促進することにある。

ブラックロックのCEOであるラリー・フィンクと同じパネルディスカッションに登壇した際、提携はステーブルコイン分野にとどまらないことが強調された。さらに、カストディやトレーディングなどの分野にも広がっているという。

しかし、幹部らは具体的な銀行名などの詳細は明かさなかった。一方で、変化に抵抗する機関は、今この流れに乗る競合他社に後れを取ることになると述べるにとどまった。パネルディスカッションの大部分はトークン化やデジタル資産取引に焦点が当てられていた。

これらの発言は、暗号資産市場全体が厳しい状況にある中で行われた。ここ数カ月、ビットコインやその他のアルトコインは断続的な大幅下落に見舞われており、投資家は警戒モードを強いられている。このことが、大口投資家の間で金融機関と暗号資産業界の接近戦略の妥当性に疑念を生じさせている。

ステーブルコイン取引推進への関心が高まる

大手銀行の主な関心は、ステーブルコイン取引の推進にある。これらの資産は、現在金融界の注目の的であり、決済手段の進化を象徴している。しかし、これらのトークンに接近することは、暗号資産全体への取引の扉を開くことにもつながる。

銀行顧客からの需要が巨大な力となり、一部の機関はやむなく門戸を開くことになっている。最近の例としてはバンガードが挙げられる。9月、同社は暗号資産を距離を置いて扱う方針を転換せざるを得なくなったが、それは顧客からの要望によるものだった。

同じ舞台に立ったラリー・フィンクは、暗号資産分野への進出の重要性を強調した。彼の率いるブラックロックは、機関投資家の暗号資産採用における主要プレイヤーのひとつである。フィンク氏はビットコインの大きなユースケースが見込めると述べた。

このように、ステーブルコイン推進のために大手金融機関が集結しつつある状況は、今後他の暗号資産にも波及する可能性がある。来年はこの進化にとって極めて重要な年となり、過去の熱狂を経た後の本当の関心度が試されることになるだろう。