日足レベルのK線チャートの動きを比較すると、最終的には直接突破できず、88000付近まで押し戻されました。

現在は9万付近でのレンジ相場となっています。
来週の米ドル利下げは25ベーシスポイントでほぼ確実視されており、同様にその翌週には円の利上げの可能性も高いです。一方が利下げ、もう一方が利上げとなれば、アービトラージの収益は明らかに低下します。
これにより、投資家は米国株を売却して円に換えて借金を返済する動きが出てくるでしょう。そして、米国株の中でもキャリートレード資金に人気のあるテクノロジー株やグロース株が真っ先に影響を受けます。
米ドルの利下げが現時点で最大の不確実要素ですが、それが実施され、一時的な安値が出現した際にはチャンスが訪れます。今月は高い確率で引き続きボトム圏でのレンジ相場が続くでしょう。