なぜイーサリアム #Fusaka アップグレードからわずか24時間で、#blob ベース料金が1500万倍も急騰したのか?


需要が突然爆発したわけではなく——#以太坊 ついに「無料で計算能力を提供しなくなった」からだ。
一言で結論
blob 料金の暴騰は、値上がりしたのではなく、「ほぼ無料」から「適正価格」へと戻っただけだ。
結果がどれほど誇張されているか見てみよう
Fusakaアップグレード前:
blob base fee ≈ 1 wei
つまり 0.000000001 Gwei
ほぼ無料
Fusakaアップグレード後、24時間未満:
blob base fee 1400万~1600万 wei
ピークは約2000万 weiに近い
平均約1470万 wei
👉 表面上:約1500万倍の暴騰
👉 本質は:0から正常な世界に戻っただけ
blob とは一体何か?わかりやすく言うと
L1(イーサリアムメインネット):中央脳、安全だが高コスト
L2(Arbitrum / Optimism など):補助脳、安価で高速
しかしL2は安全性を保つために、
取引データをL1に送信しなければならない、
これらのデータは blobs に格納される。
👉 blob gas fee = L2がL1に支払う「データ可用性料金」

問題はどこにある?
Dencunアップグレード後:
blobの使用量が急増
しかし、blobには最低価格メカニズムがない
結果は:
blob料金が長期間1 weiに固定されたまま
ノードはKZG検証を行う必要がある(計算コストが非常に高い)
しかしほとんど料金を得られない

👉 本質は:
ネットワークがL2を補助し、ノードが赤字で働いている状態
Fusakaが何をしたのか?重要なのはEIP-7918
Fusakaは非常に重要な仕組みを導入した:
blob料金に「最低賃金ライン」を設定
ルールは:
blob base fee ≥ L1の実行base feeの1/16
(正確な値は約1/15.258)
つまり:
以前は:blobは1 weiまで低くできた
今は:最低価格以下にはできない
過去の検証結果:
適正範囲は約0.01~0.5 Gwei
1 weiと比べて:1000万~5億倍高い
だからFusakaがリリースされた後、
「価格の跳ね上げ」は仕組みの切り替えであり、異常ではない
なぜこれが良いことなのか?
① blobがついに実際のコストを反映
KZG証明計算
ネットワーク帯域
ノードの検証負担
がもはや無料ではなくなる
② 料金市場が正常に機能し始める
blobは値上げによって流量をコントロールできる
無意味な占有や混雑を避けるために
③ 将来のスケーリングに道を開く
FusakaはPeerDAS(データサンプリング)も導入
ノードはサンプル検証だけを行う
blobの総容量は何倍にも拡大可能
ETHの経済モデルにとって何を意味するのか?
ETHの焼却にとって大きな追い風だ。
計算データ(バックテストと楽観的仮定に基づく):
Blockworks:焼却量は約8倍増
Bitwise:
2026年にはblobが
年間20万~40万ETHを焼却し続ける可能性
総焼却量の30%~50%を占める
もちろん、前提条件は:
👉 L2の取引量が継続的に増加すること
最後に一言
これはblobが「値上がりした」のではなく、
イーサリアムがついに慈善をやめたということだ。
Fusakaのシグナルは明確だ:
L2は引き続き拡張できる
しかし、実際のコストに対して支払う必要がある
ETHは価格設定権を再び掌握し始めている
「補助による拡張」から「持続可能な拡張」へと進む。
ETH-1.34%
ARB-0.63%
OP-0.19%
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